お知らせ

新春のご挨拶

明けましておめでとうございます。

組合員の皆様、ならびにご家族ご一同様には輝かしい新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。皆様には日頃より農業の振興および事業活動に格別なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、昨年も全国各地で台風や地震、爆弾低気圧の影響による風水被害が発生する等、自然災害の多い年でした。当JAいみず野管内でも豪雨や日照不足が水稲の生育に影響を及ぼし、収量は作況指数100の平年並みとなりましたが、品質面では昨年同様、1等米比率が97%を上回る県下でもトップクラスの高品質ないみず野産米を生産することができました。これもひとえに農家の皆さんの常日頃のご尽力の賜物であると感謝申し上げます。

行政による生産目標数量の配分が廃止される平成30年度は、主食用米の全国的な需要量減少を踏まえて、県全域での需要に応じた米作りが求められております。生産現場に極力混乱が生じないよう米生産目標(数量及び面積)等を提示するとともに、生産者・農業関係団体・行政等が一体となり、県全域で「需要に応じた米生産」及び「水田のフル活用」に取り組んでまいります。

1億円産地づくりの重点品目として位置付けている枝豆は、作付面積が24.5haと大幅に増加しましたが、冠水被害や多雨寡日照により平均単収は減収となりました。今年は排水対策を徹底して、単収・品質向上による販売金額の増加を図るとともに、県内初のJGAP団体認証取得を目指して邁進する所存です。

また平成30年度は、第46回JA富山県大会の決議実践事項である「農業者の所得増大・地域活性化への挑戦」、「農業者の所得増大・地域活性化に向けた組織・事業・経営の革新」、「協同組合理念の浸透と食・農・協同組合にかかる理解の醸成」の最終年度であり、役職員が一丸となって地域農業振興計画の実践や1億円産地品目等園芸生産の拡大など「農業者の所得増大・地域活性化」のためのJA自己改革の実践に徹底して取り組む次第であります。

当JAの貯金量につきましては、昨年末には1,300億円となり、貸付金残高も270億円を超えております。これも偏に皆様方のご協力の賜であり、今後とも食と農を通じて地域社会へ貢献することで、皆様に信頼され、選ばれ、そして成長し続ける「JAいみず野」を目指してより一層の努力を続けてまいります。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。

JAいみず野

JAいみず野(いみず野農業協同組合)は、富山県射水市を事業エリアとする農業協同組合です。

助け合いの精神のもと、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、持続可能な農業と豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指し、様々な事業や活動を行っております。

JAいみず野公式サイト